社会人のいっぬ

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日記と人間科学

自己愛が強いタイプの特徴

 

自己肯定感が低かったり、自信が持てないというのはもしかしたら自己愛が強い可能性があるかもしれません。

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目次

 

 

自己愛が強い人の特徴 タイプ①


・自分の話をずっとする 
・自分に反対意見を言う人に対して激しい怒りをぶつける
(=自分のプライドを傷つける人に対しては激しく牙をむく)

 

なぜ周囲の人がうんざりした気持ちになっていることに気が付かないのか

 

①周囲がそのような感情を示さずに、一見面白そうにその話を聞くから
年功序列、先輩の言うことは無条件に服従という古い社会の体質の影響

 

そのようになるのは脳の影響(=本能的である)


サルの脳をMRIを取ったところ、
上位クラスのサルの前頭葉はあまり活動していない一方、
下位の猿の前頭葉は活発に活動していたという研究があります。

前頭葉は社会的な振る舞いをする際に、重要な判断をくだす、いわば脳の執行部です。 
つまり下位の猿は 上位の猿に失礼がないよう、気を遣い、気に入られようと振る舞っていることが分かります。


人間も同じで、例えば

部下と上司で二人っきりでご飯に行ったとき、部下のほうが疲れるということが多かったりします。一方上司は、 おそらく部下よりも楽に過ごしているはずです。
なぜならその間、部下の脳はフル回転しているからなのです。

 

この自己愛はいつ形成されるのか


さかのぼること学生時代、
後輩には気を使わなくていいという部分が鈍感さを形成し 
「ここでは気を使わなくていいのだ」という判断や認知が出来上がります。
ほかの人の微妙な反応に気づかないのはここの部分に由来おり、
そのような経験から自分より下位の者に対して関心を示さなくなる、想像力を働かせなくなるようになります。

 

自己愛が強い人の特徴 タイプ②


・目立ちたくはないけど自分の存在を認めてほしい
・他人の反応に敏感
・傷つきやすく、羞恥や屈辱を感じやすい


なぜそのような考えになるのか


恥の感覚が強いことに由来しています。
恥じというのは、自分が人に比べて劣っていたり、弱い存在だったりすることを自覚することに伴う強烈な苦痛で、この感覚は多かれ少なかれ誰もが体験していること。
しかし、自己愛が強い人はその傾向が極端で
おそらく生まれつきの性格傾向ともいわれています。

 

実は自己愛の強いタイプ①とタイプ②は表裏一体


物事が調子良くいっている時にはタイプ①になり、そうでないときはタイプ②が表れ、自信が持てなくなる。
それが人間の自然の在り方でもありますが、それが極端な場合急に怒ったり、ひどく落ち込んだり、弊害となって人間関係に影響が出てしまいます。

もし当てはまる場合は、もしかしたら自己愛が強いのかもしれません。