社会人のいっぬ

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日記と人間科学

なぜミスをするのか

 

もちろん、人はミスをするものです

ただ問題なのが、何度注意しても同じ間違いをする場合です。

 

・報告書の文字が間違っている

・数字が一桁違う

・メールの送り先を間違える

・報告するべきことを忘れている     等

 

多少のミスであればリカバリーできるものの、何度も何度も同じミスを繰り返していると、上司/顧客からの信頼を失い、ちょっとした、行動でも目を付けられてしまい、怒られてしまうことになります。(悪循環ですね)

上司もこの社員をどう教育したらいいか、悩むことでしょう。

 

 

今回はそんな同じミスを繰り返す人の心理を追求してみました

たくさん背景にはあるようですが、下記にまとめてみました。

 

ミスをしてしまう理由

1,思い込みによるミス

・勝手にそうだと思い込んでいた

・間違って覚えていた

本人が「これでいい」「大丈夫」「正しい」と思い込んでいて、間違ったまま進めてしまうそうです。

その為、ここは確認するべきところではないと本人が思っているので

「確認しましょう」と注意喚起をしても改善はされません。

 

2,業務に慣れすぎて自分を過信しチェックが甘くなる

具体的には

・業務に慣れすぎて過信しすぎてチェックが甘くなる

・これくらい分かるだろう決めつけて言うべきことを省く  等

 

このように、思い込むから勘違いするし、うっかりミスが発生する。

また急いでいたりすると確認が不足しミスも増えます。

 

ただ一方でミスが少ない人もいます。

よくミスする人との違いは何でしょうか。

 

ミスが少ない人との違い

1,選択的注意を行っている

ここは抜けポイントだから絶対に間違わないようにしようと

一度でもミスや不安なことがあった場所を危険地帯と設定し、

セルフチェックを怠らないように自身で意識的に行動しています。

人間はミスをするものだと知っているからこそ、何度もチェックをおこなうのです。

 

2,ミスを無くそうという意識の差

ミスが多い人は

「自分のミスは仕方がない」「どうせ自分が怒られるし」とどこか他人事のようになっていて、自分が上司から怒られれば済むことだと思っている傾向があります。

自分のミスが周囲にどう影響するか、ミスをした結果信頼を失ってしまうということまで考えが至っていないのです。

 

 

ミスを無くすためには、気を抜かず自分は間違っているという事を前提にチェック作業をする必要があります。

私は資料を作ったときには3回誤字が無いか確認しています。

3回目で誤字を見つけることもあります。(自分でも嫌になるほどです)

ただ仕事ではこのようにしつこいくらいチェックを行っているので、上司からは信頼されていると思っています。(うぬぼれですかね(笑)すみません)

 

 

あまり怒りすぎてしまうと本人もやる気が下がってしまい、

さらに確認作業をしないようになってしまいかねないので、

まずは部下を信じて、確認作業の徹底に努めることをお勧めします。