社会人のいっぬ

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日記と人間科学

5月17日の日記~気遣いについて~

こんばんは

社会人のいっぬです

 

今日は会社でいろんな人から感謝される出来事があったので日記に書きたいと思います。(最近ネガティブなネタばっかりだったのでたまにはポジティブなネタを…)

 

今日10名程度が参加している会議に私も参加しました。

参加方法は半分会議室、半分が自宅からリモートで参加という構成でした。

メインスピーカーが会議室で参加している人たちで、彼らの議論をリモート参加者が聞くというイメージです。

 

私は会議室参加側だったので、会議室の様子がリアルタイムで確認できる状態でした。

始まる前から部屋の大きさに対してマイクが小さく頼りないことが気になっていましたが、会議が始まると案の上、リモート側の方々が顔をしかめていたり、退屈そうにそっぽを見たりしていました。

会議室側の声がマイクで全く拾えておらず、リモート側は会議の内容が聞こえていなかったのだと思います。本来ならばリモート側は「声が聞こえないです」と伝え、マイクを調整したり、マイクを移動させたりする必要があるのですが、今更白熱した会議室側の議論を止めることもできずしかめっ面をしていたのだと思います。(よくありますよね、言いづらい雰囲気)

 

案外、こういう想定って誰もしないのです。

会議室側も「リモートの人聞こえていますか?」と一声かけるべきでしたが、

議論が白熱していて私も声を上げることができませんでした。

 

そこで私は、teamsの会議チャットで議論の内容を手打ちで書き込んでいきました。

「××××(氏名)」それに対し「▽▽▽(氏名)」と回答というように

誰がどんな内容を話しているかだけでも分かるように、打ち込んでいきました。

 

そのようにした結果リモート参加者から「あの会話チャットがなかったら2時間何も理解しないまま会議が終わるところだった」とすごく感謝の言葉をいただきました。

 

感謝されるために行った行為ではなく、会議に参加(拘束)されている以上、

聞こえていないと時間が無駄になってしまうので、なんとかして内容だけでも伝えないとと思ったうえでの行動でしたが、その目的(内容理解)は達成されたので、私的にもよかったなと思いました。正直嬉しくもありました。

 

もちろん異論はあると思います。

・わざわざ手打ちで入力する必要はあったのか?

・「聞こえないです」と一言いえば解決できたのでは?

・そんな聞こえないマイクを使うのではなく性能がいいものを購入するべき

など、いろいろやり方はあったと思います。

ただ、議論に水を差さず、あの雰囲気で穏便に済ませるには…と考えてしまうのが日本人の性…

会社で協調性を発揮するというのは難しいですね。やりかたはいろいろ。

 

ただ、日本の会議には

リモートでは特に、会議の内容が聞こえないのにそれが言い出せず、聞こえているフリをせざるをえないことって多々あると思います。

それを周囲が放置してしまうと、おいて行かれた側は不満が募り、周囲に対する信頼もどんどん薄れていってしまいます。

ベストではなくてもベターな選択を、小さな気遣いで報われる人の心はあると思うので、みんなが報われるように、私はこれからも私なりの気遣いを続けようと思いました。